どうしてもフロントディレイラー(FD)の音鳴りが気になって、走っていても気持ちよくない。たまに調整がうまくいっても、トルクをかけて走るとどうしてもFDから音鳴りがします。
そこでいっそのこと、フロントをマルチからシングル化を決断。
ボクの目指すところはなるべく『楽して速く気持ちよく』がモットーなので、特に走っていて気持ちいいってのが一番重要視している。
レース志向のまったくないボクは1x(ワンバイ)の8速でも多分問題ないかなと思ってまずは試すことに!
とりあえず、フロントシングル化するにあたって必要なものを調べることに。
必要なもの
- ナローワイドリング
- ペグスパナ
- シングル用チェーンリングボルト
フロントディレイラーを外してしまうため、変速してもチェーンが外れないようにするため、ナローワイドのリングが必要だとわかった。
また、クランクはSurgeのデフォルトのものをそのまま使うためPCD(BCD)のサイズが130にする必要がある。
PCDに関してはCBあさひのサイトに詳しく載っていたのでそちらを参照してください。
あとはフロントをダブルからシングルに変えるので幅が狭くなるためシングル用のチェーンリングボルト。
今使っているボルトを外すためのペグスパナ。
ナローワイドリングとボルトを購入
まず、8速用でPCD130で5アームの規格のナローワイドリングが安価で売ってない。ってことで、今回もAliExpressで物色し購入することに。
AliExpressでもそれほど種類がなかったが、その中でも一番安い『Litepro 130 BCD 50 t』を購入。送料も含めて2,200円程度で購入。
ボルトに関しては事前に調べたが6mmでいいのか6.5mmでいいのかよくわからなかったがとりあえず、6.5mmの安いものを購入した。
ボルトに関して結論を言うと、6mmが正しかった。
ちなみにナローワイドリングを組み付けた時点ではまだ、ボルトが届いてなかったのでデフォルトで付いていたボルトを使いまわした。
インストール
今回はクランクは外さずにチェーンリングのボルトを外して交換しました。
まず現在のボルトを見てみると、6.5mmのボルトで0.5mmのワッシャーが入っていた。なので、実際には6mmのボルトがあれば良いってのがわかった。
ちなみにフロントをダブルからシングルにしても、この6.5mmのボルトと0.5mmのワッシャーで確実に固定することができた。でもインナーの歯の幅分狭くなると思ったけど、なんで固定できたのだろう。。。まあできたのOKってことで流すことに。
もともとアウター部分の位置に今回のナローワイドを装着しました。
チェーンの長さは変更しなくてもうまくギアチェンジできたのでそのままつかっている。
ギア比について考える
もともと付いていたクランクは53/39T。スプロケは11-28T。
下記の表の赤丸は実際ボクがよく使うギア比です。
平坦での走行がほとんどなのでアウターの3〜6速をよく使い、5〜8%程度の坂ではインナーの2速を使って、しんどくなったらたまに1速って感じです。
今回スプロケは変更しないので一番軽いギア比で1.78とシングル化前の1.39との差は0.39この0.39ってどれくらいの違いがよくわからないけど、まずは1週間の通勤で試してよう。
関連記事:フロントシングル化のギア比を考える
クラリス1×8のファーストインプレッション
先週4日間の通勤(約100km)で使ってみた結果、チェーンが外れることはなかった。
また一番気になっていた音鳴りだがフロントディレイラーがなくなったので、もちろん音鳴りも解消された。
ロー(1速)で走っているときは多少音鳴りがする。
ただ、この1速は坂道でしか使わないので、そこまで気になるものではないと思う。
前に音鳴りが気になったとき9速用のチェーンで運用していたので、9速用のチェーンに変更したらローでの音鳴りなくなるかな?一度試してみよう。
あと、5〜8%の坂でギア比1.78はちょい辛いので、11-32Tのスプロケを別途購入しました。11-32Tはまだ付け替えてないので実際使ったらインプレしたいと思います。
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