ミニベロとロードバイク同じギア比で比較してみる

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ミニベロはタイヤが小さいのでロードバイクと比べて沢山漕がないと進まないイメージがありますが、ネットで検索するとギア比の問題でミニベロでもそこまで遅くないとあります。実際どうなのでしょうか?

同じギア比でもタイヤ径が小さい分ミニベロはペダル1回転で進む距離はロードバイクより短くなります。ただし、ペダルにかかる負荷はロードバイクより軽くなります。

そこで、フレーム重量、ホイール性能、転がり抵抗、空気圧、ハブ性能などは度外して、単純にギア比とタイヤ外径のみでどのくらいの差があるのか比較してみました。

比較するミニベロとロード

クランクとスプロケットは同じサイズで比較しようと思います。

ミニベロロード
タイヤサイズ28-451(20×1 1/8)25-622(700x25C)
タイヤ周長1545mm2015mm
クランク53-3953-39
スプロケット11-28(11S)11-28(11S)

ギア比について

クランクとスプロケットの歯数の構成はミニベロ、ロードとも同じなので、以下のギア比になります。

ギア比(ミニベロとロード共通)

クランク1回転で進む距離

次にクランク1回転で進む距離を見てみます。

ミニベロ

ミニベロのクランク1回転で進む距離

ロード

ロードのクランク1回転で進む距離

アウター(53T)トップ(11T)で1回転させた場合以下のようになります。

ミニベロ・・・7.44m
ロード・・・10.1m

ケイデンス80での速度の違い

次にケイデンス80で漕いだ時のスピードを見てみます。

ミニベロ

ミニベロ ケイデンス80

ロード

ロード ケイデンス80

アウター(53T)トップ(11T)でケイデンス80の場合以下のようになります。

ミニベロ・・・35.7km/h
ロード・・・48.6km/h

ペダルにかかる負荷について

同じギア比でもタイヤの外径が違うのでペダルに掛かる負荷は変わってきます。そこで、ミニベロとロードではどの程度の負荷の差があるのか調べてみました。

負荷を比較する場合は、

タイヤ外径×ギア比

とのことだったので、クランク1回転で進む距離を比較すれば、どの程度の負荷の差があるのかわかることになります。先ほど紹介した1回転で進む距離を見てみると、

ミニベロ・・・7.44m
ロード・・・10.1m

10.1÷7.44=1.357・・・

となります。ロードはミニベロに対して、約1.36倍負荷がかかっていることがわかります。

ミニベロとロードでほぼ同じ負荷になるギア比を見てみると、

ミニベロ・・・アウター(53T)トップ(11T)
ロード・・・アウター(53T)7S(15T)

が、ほぼ同じ負荷になります。

まとめ

今回なぜこのような計算をしたのかというと、GWに岐阜金華山のヒルクライムを計画していて、ミニベロでも登れるか確信を得たかったからです。

岐阜金華山の全長は1.5kmで平均勾配6%程度なので、そこまでキツくは無いと思いますが、ボクは登りが大キライなので、普段使っているギア比で登れるのか確信を持ちたかったからです。

ネットでヒルクライムの情報を漁ってみると、ロード初心者がヒルクライムする場合ローギアは28Tあればいいと見たので、今回の例ではTOPよりの比較をしましたが、実はボク的にはロー側の負荷に関しての数値が気になっていました。

ちなみにボクのTern Surgeはフロントシングルのリア8Sなので、ロードバイクで一番軽いギア比フロント39Tリア28Tの場合、1回転で2.93m進むので、ボクのSurgeで1回転で2.93mに近いギア比はロードよりも軽い44T-24Tの2.83mでした。
※44TはRACEFACEのフロントシングル44Tを使っているからです。

さらにもう1枚軽い28Tが残っているので安心して登れるだろうとの結論になりました。すべてが皮算用ですけどねw

岐阜金華山のヒルクライムが終わったらどうだったか報告します。

追記:2019年4月29日
金華山ヒルクライムの記事
【岐阜サイクリング】ミニベロで金華山ヒルクライム

過去のミニベロギア比に関しての記事はこちら

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