とうとうボクのTern Surgeは8速クラリス(R2000)から11速105(R7000)にコンポの組み換えを行うことに!
コンポの購入から組み換え、実装レビューまでを数回に渡ってお伝えします。
第1弾では購入編、第2弾では開封の儀お届けしました。今回は交換編をお伝えします。
付いているパーツをすべてバラす
バーテープも新品に交換するため、はじめにバーテープを外します。前回はケーブル内装化を断念しましたが、今回は必ず内装したいと思います。
現状のケーブル位置を確認。内装式は一度ハンドル内にケーブルを通すと上下の入れ替えが困難なため確認用のため写真で保存。上がブレーキケーブル、下がシフトケーブル。
フロントディレイラー、リアディレイラー、クランク、コンポを取り外します。
ケーブルライナーを通す
インナーケーブルを残したままアウターケーブルのみ外します。
残したインナーケーブルをガイドにケーブルライナーを通します。
ケーブルライナーが通ったら古いインナーケーブルは外します。
Tern Surgeのフレーム重量
ここまでバラすことは普段ないので、ついでに気になっていたTern Surgeのフレーム重量を量ることに!
気になる重さは
2.085kg
でした。ヘッドパーツの下側のベアリングが取れなかったのでベアリング込です。
最難関!!ハンドルのケーブル内装化
過去2回自力で内装化できなかったので、今回はぜひとも成功させたい!
今まではシマノのアウターケーブルを使っていましたが、今回はシマノより柔らかいと定評のあるジャグワイヤーを使用しました。
※注意 Tern Surgeの場合フルアウターのため、フレーム内にもアウターケーブルを通します。そのため、そのため、シフトのアウターは2mでは微妙に足りないです。もう1本追加購入し4mあれば安心です。
ブレーキは2mで足ります。
念には念を入れてケーブルの通る穴を少しだけルーターで削りました。
全体で直径が2mmほど広げた感じです。
2時間ほど格闘して、なんとか2本通すことができました。最初はハンドル側から通してましたが、このハンドルの場合、ステム側から通したほうがスムーズにいきました。
要領を得たので逆側は20分程度で通し終わりました。
むちゃくちゃ嬉しい!!!
105のコンポをインストール
最難関を突破したのであとはコンポを組み付けていくだけです。
この日は5月だというのに気温が30度を超えて、ここまで約4時間かかっているのでぐったりです。我が家の事情で室内での作業はNGなのですべて外での作業になります。よって写真を撮る余裕がなかったのでここからは写真少なめです。
まずは今まで付いていたコンポの重量と105の重量を比較します。
クラリスの重量
Tern Surgeに付いていたクランクはクラリスではなく社外製です。ちなみにボクはフロントシングル化していたので、フロントディレイラーの重量は量ってないです。あと、BBはチタン製の軽いものに変えています。
105の重量
STIとフロントディレイラー量り忘れました、、、(暑くて頭ぼーっとしてました。)
クラリス、105重量比較
R2000 | R7000 | |
クランク | 775.1 | 754.3 |
BB | 182.4 | 67.6 |
STI | 500.5 | 500 |
スプロケ11-28 | 258.2 | 273.1 |
FD | 無し | 95 |
RD | 264.6 | 219.6 |
合計 | 1,980.8 | 1,909.6 |
今回はフロントをダブルに戻して、105ではフロントディレイラー分パーツは多くなるが、クラリスR2000と比べて約70gの軽量化。
スプロケ装着
フレームにアウターケーブルを通す。
ここも少し時間かかりました。シフターケーブルは途中でアジャスターボルトをつけるのでそこまでシビアにならなくても長めにカットしておいて後で調整すればいいですか、ブレーキはSTIからブレーキまでアウターが必要なので、ハンドルを回しても引っかからない程度の長さを確保する必要があります。
ブレーキは通常、STIの左がリアブレーキで右がフロントブレーキですが、これを左右逆にしました。日本以外の国ではそれが普通らしいのでヨーロッパに憧れてそうしました。
苦労した点としてはSTI側のアウターを通す位置とハンドルからアウターが出る位置が真っすぐ結べないため短い距離で無理やりカーブさせて差し込んでます。
次からの作業は写真無いです。
BB、クランク、ディレイラー、インナーワイヤー取付
どれも問題なく装着完了と言いたいところですが、フロントディレイラーで少々問題があります。
Tern Surgeのフロントディレイラーは直付けですが、105のフロントディレイラーには、サポートボルトという機能があって、固定するところが直付け部分と、サポートボルト部分の2点で固定しますが、Tern Surgeの場合このサポートボルトが届かないため、直付け部分の1点固定となります。
インナーワイヤーを張る前にフロントディレイラーとリアディレイラーの位置調整はある程度済ませておきます。
チェーンを張ってディレイラーの調整後、バーテープ巻いてすべて終了です。
まとめ
なんだかんだ7時間ほどかかってすべて終了しました。フロントディレイラーの固定力に不安がありますが、試走してみた感じ今の所問題ないです。
ケーブルが外装だったら3時間くらいで終わったんじゃないかな。次からはショップに頼もうか悩むところですね。
走行に関してのインプレッションはTern Surge11速化への道【インプレ編】#04でお伝えしたいと思います。お楽しみに!
追記2019年6月6日
11速化のインプレを書きました。
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