今回はミニベロ特有の【沼】についてお話します。
まず、スポーツバイクである、ロードバイクやミニベロにハマってしまうと、いろいろなパーツを交換したくなります。いわゆる『沼』といわれるどこまでいっても、終わりがなくハマってしまうおそろしい『沼』です。
ボクの感覚でいうと、ロードバイクより、ミニベロのほうが、『沼』が深い気がします。
有名どころではサドル沼、コンポ沼、軽量化沼、ライト沼などなど、数え切れない沼がありますが、今回はミニベロのチェーンリング沼についてお話します。
ミニベロとロードバイク比較
ミニベロはロードバイクと比べタイヤの径が小さいので、ロードバイクと同じギア比でも進む距離が違います。比較するとこんな感じになります。
ギア構成がフロント50−34、リアが11−28の場合、アウタートップでギア比が4.54になります。
これはロードもミニベロも同じです。そこで、クランク1回転で進む距離をみてみると、ロードバイクは9.56mに対しミニベロは7.02mとなります。
タイヤサイズはロードが700cの幅25c
ミニベロは451サイズで幅が28cとします。
ミニベロで同じ距離を進もうとするとクランクを1.36回転させる必要があります。
ケイデンスをロードバイクより1.36倍高くすれば同等のスピードで走れますが、多分長時間じぞくできないですよね?
そこで、クランク1回転で進む距離をロードと同じにする場合、チェーンリングの大型化が考えられます。
先程ロードバイクの進む距離9.56mと同じ距離にする場合ミニベロだと、68Tでクランク1回転で9.55mとなり、ほぼ同じとなります。
ただ、68Tのチェーンリングってあるのかな?あったとしても容易に入手はできないですよね。
あと、チェーンステーとのクリアランスがとれないですよね。
そこで、ボクはミニベロを購入してそうそうにロードと張り合うのはやめました笑
今は、自分の自転車ライフにあったギア比を模索中です。
今まで使用したチェーンリング
ちなみにいままでボクがミニベロで使ってきたチェーンリングをみると
- 53-39(ダブル)
- 50T(シングル)
- 44T(シングル)
ここまでがTern Surge純正のクラリス8速時代です。
その後、11速化し
- 52-36(ダブル)
- 52-36(ダブル・楕円)
- 46T(シングル)
となります。
この2年半迷走しまくってますね。
今は52-36のフロントダブルでリアは11-25を使っています。
ただ、そろそろフロントシングルに戻したいなと思っています。
フロントシングル考察
現状ボクの考えとしてはもっとも利用時間の長い通勤時にフォーカスを当ててギア比を選択。
フロントシングルの場合、今持っている46Tでも構わないですが、もっと軽いギアでもいいんじゃな!?と最近思い始めています。
といいますのも、ボクの通勤コースはストップアンドゴーが多く、リアトップでケイデンス100で35km/h程度でればいいんじゃないかな。
また巡航時はなるべくチェーンラインが真っ直ぐになる、6速で、ケイデンス80で20km/hでればOKかなと。
で、条件に当てはまるチェーンリングを調べてみると、42Tがいいなぁっと思ってます。
このように、チェーンリングに関してはなかなかベストのものが選べなくてまさに【沼】です。
また、真円にするか楕円にするかでも悩みますね。真円、楕円問題にまで話を膨らますと長くなりますので、今日はこのへんで。
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