もうすぐロードバイクでチューブレスレディ(TLR)を使い始めて2年が経ちます。今回は2年間チューブレスレディを使ってみて率直に感じたことをお伝えします。良い面もありますが、どうしても良い面は慣れてくると当たり前になりがちなため、長期運用しているとダメなところ(デメリット)が目についてきます。そこで今回はデメリットをメインにボクの経験を共有します。
まずはメリット
運用しているとデメリットばかりに目がいってしまいますが、主なメリットは以下のとおりです。
- 低圧で乗れるため乗り心地が最高
- パンクしてもスローパンクなので、とりあえず数時間は保つ
- チューブが無いのでタイヤがはめやすい
ざっくりですがメリットは以上となります。
リムとタイヤの相性ってなに!
一番最初のデメリットはリムとタイヤの相性があり、フロアポンプでビードが上がらない点です。試したホイールは1つなので、みんながみんなそうとは限りませんが、ボクの持っているPrime Doyenne50では、購入時に同梱していた「ヴィットリア コルサ グラフェン2.0 TLR」でも、今使っている「パナレーサーアジリストDURO TLR」でもプロアポンプでビードを上げることができませんでした。
なので、シュワルベのタイヤブースターを使っています。今のところこのブースターでビードが上がらなかったことは無いです。
幸い遠出で致命的なパンクをしたことは無いので、出先でタイヤを外したことはないですが、パンクしたら素直にチューブを入れて運用すると思う。
どこからか空気漏れする
基本的にクリンチャーのときは週に1回の空気入れでよかったですが、チューブレスレディの場合、3日に1回は空気を入れています。
ちなみにクリンチャーは6bar、TLRは4.5barで運用しています。クリンチャーは1週間で1bar、TLRは3日で1bar抜ける感じです。
3日に1回の空気入れは特に問題ないですが、問題はトラブルがあったタイヤの場合、お手上げです。
トラブルのタイヤでの運用
「ヴィットリア コルサ グラフェン2.0 TLR」を使用していた時、リアタイヤをパンクさせました。基本的にシーラントが塞いでくれます。一度シーラントで穴が塞がったタイヤは、正常なタイヤの運用より空気の漏れが早い気がします。パンクに気づいたらその穴を適切に塞げばいいですが、これが面倒なので、ボクはシーラントのみで続けてますが、ひどくなると出勤時に空気を入れて、帰宅時にはタイヤがぺちゃんこの状態です。
コルサの時は明らかなパンクが原因でしたが、今使っているアジリストの場合は、はっきりしたパンクではないのに、スローパンクで悩まされています。
どこから空気漏れている!?
アジリストの場合、購入から1,500kmまでは快適に使えてましたが、最近半日でタイヤがぺっちゃんこ。しかもこの現象が起こる2週間ほど前にシーラントは継ぎ足してます。
コルサの場合は、内圧を高めるとシーラントがプクプクしてましたが、このアジリストの場合、目視ではどこから空気が漏れているのか不明です。
ただ1,500kmは問題なかったので、突然スローパンクし出したのでタイヤが原因な気がします。正直、原因を突き止めるのが面倒なので、チューブを入れての運用にしましたが、簡単に原因が分かる方法があれば教えていただきたいです。
原因としては以下が挙げられると思う。
- タイヤ
- ホイール
- リムテープ
- バルブ
- シーラント
とりあえず年末年始に原因を探ってみようかな。
まとめ
ボクの中ではデメリットが多いTLRですが、低圧での乗り心地が良くなるメリットのほうが勝っているので、TLRを使い続けます。
同様な悩みを解決された方はコメント欄に解決方法を教えて頂けると非常に助かります。
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