ドロップハンドルの自転車をフラットバーに変えるにはどれくらい予算がかかるか気になりますね。
今回はAmazonで購入できるパーツで予算をお伝えします。
ドロハン、フラット共通で使えるパーツ
まずはドロップハンドルのパーツ構成を見ていきましょう。(今回はリムブレーキモデルを想定してお話します。)
- ドロップハンドル
- バーテープ
- STIレバー
- ブレーキキャリパー
- クランク
- フロントディレイラー
- リアディレイラー
- スプロケット
- ケーブル類
ドロップハンドルの自転車の場合、上記の構成になっています。このうち、フラットバーに変更しても利用できるパーツは
- ブレーキキャリパー
- クランク
- フロントディレイラー
- リアディレイラー
- スプロケット
- ケーブルはインナーのシフトケーブルは再利用可能です。
新規必要なパーツ
次にフラットバーにするために必要なパーツをお伝えします。あらたに購入する必要があるのは、以下の5つになります。ケーブル類に関しては、ハンドル位置がドロップハンドルと異なる場合は、アウター、インナーすべて交換する必要があります。
- フラットバー
- シフター
- ブレーキレバー
- グリップ
- ブレーキインナーケーブル
上記で挙げたシフターとブレーキレバーに関しては、今までドロップハンドルの場合、ロード用のコンポーネントを使っていると思うので、必ずロードコンポーネントと互換性のあるシフターとブレーキを準備してください。
フラットバーにする予算(全段数共通)
今乗っているバイクの変速段数によって購入するパーツが異なるため、予算は変わってきます。
特に今回変更する、シフターは使っているコンポーネントの段数と合わせてください。
段数に関係ないパーツから紹介します。
フラットバー
フラットバーで気をつける点は、ステムのクランプ径です。一般的なロードバイクのステムは31.8mmなので、31.8mmのフラットバーを購入しましょう。
ボクが使っていのはお手頃価格のVENOのアルミハンドルです。価格は、3,849円(税込)
ブレーキレバー
ブレーキレバーで注意する点はキャリパーブレーキでも利用可能なレバーにすることです。シマノ製の多くの商品はキャリパーとVブレーキ両方つかるブレーキがあるので、そちらを買うといいです。
またブレーキは安物の剛性感が低いものは頼りないので、ある程度コストを掛けて、BL-R780をおすすめします。価格は5,750円(税込)
グリップ
グリップはすぐに痛むので定期的に変更するつもりで、安めのノグチのグリップ1,436円(税込)が
おすすめ。ロックオンタイプなので取り付け、取り外しが簡単です。
ケーブル
ブレーキのインナーケーブルはタイコの形が違うため変更する必要があります。MTB用のケーブルになりますね。もちろん前後2本の購入が必要です。1本420円(税込)2本必要なので840円(税込)です。
シフターの予算
シフターに関しては8速モデルと、11速モデルを紹介します。
それ以外の段数のバイクの場合も必ずロード用のコンポーネントで利用できるシフターをお使いください。
2×8(クラリス)
リア用8段のシフターはクラリスのシフターで4,388円(税込)
フロント用2段のクラリスのシフターは4,240円(税込)
2×11(105)
リア用11段のシフターは105のシフターで7,832円(税込)
フロント用2段の105のシフターは7,800円(税込)
まとめ
8速の場合で20,503円、11速の場合で27,507円となりました。
8速 | 11速 | |
フラットバー | 3,849 | 3,849 |
ブレーキレバー | 5,750 | 5,750 |
グリップ | 1,436 | 1,436 |
ケーブル | 840 | 840 |
シフターフロント | 4,240 | 7,832 |
シフターリア | 4,388 | 7,800 |
合計 | 20,503 | 27,507 |
ボクの乗っているミニベロTern SURGEの場合はフロントシングルの11速でフラットバー化しています。
フロントシングルにする場合はフロントのシフターは不要になりますが、クランクのチェーンリングをナローワイドのチェーンリングに変える必要があるため、金額的にはフロントダブルでのフラットバー化と金額は変わらないです。
動画で見る
今回紹介した構成とは少し違いますが動画もアップしてます。よろしければ見てください。
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