今までボクのTern SurgeではクランクアームのみデュラエースのR9100とROTORの楕円Q-Rings(Qリング)の組み合わせで使っていましたが、今回チェーンリングもデュラエースのR9100に交換し、クランクはこれで真のR9100になりました。
そこで、Q-RingsとR9100のチェーンリングを比較していきたいと思います。
重量に関して
まず、Q-RingsもR9100もサイズは52-36Tのチェーンリングになります。
Q-Ringsは1枚のアルミ板なので、R9100と比べて軽いと予想していましたが、実際に重量を測ってみると、Q-Ringsは140.3gでR9100は144.5gでした。
予想通りQ-Ringsのほうが軽かったですが差はたったの4.2gとR9100の軽さに驚きです。デュラエースのアウターチェーンリングは中空になっていて厚みのある分もっと重いかと思ってました。
セッティングに関して
Q-ringsに関しては仮想最大歯数が約55Tのため、フロントディレイラーと歯のクリアランスがギリギリのため、角度調整をするためのアダプターを使っていましたが、R9100は真円のため、Q-ringsに比べ調整はすごく楽です。
Q-Ringsの場合はFDを角度調整しているため、インナーローの組み合わせではチェーンと羽がこすってました。その点R9100はどの組み合わせでも干渉することはありません。
使用感
変速スピードはQ-RingsよりもR9100のほうが素早く変速する感じがします。ただ、変速するためのシフトチェンジする重さはQ-RingsもR9100も同じくらい軽いです。これは両方とも剛性が高くてFDにチェーンを押し付けられても歪みが無いからだと思います。
この点は純正の組み合わせと差がないQ-Ringsの凄さを感じます。
まとめ
今回は1,500kmほど使用した中古のチェーンリングを購入しましたが、歯の状態もよくまだまだ使うことができます。
実走に関しては、通勤はおろか近所を数キロ走っただけなのでインプレは今後書きたいと思います。
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