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ミニベロをもっと速く走らせたい！坂を楽に登れるようになりたい！と思った場合、ギア比を見直してみよう！今回はボクがミニベロロードのTern Surgeに乗ってきていろいろなギア比を試した結果どうだったのかお伝えします。
ギア比とは
ギア比とは、クランクを1回転まわすとタイヤが何回転するかと言ったものです。例えば、フロントのチェーンリングが50Tでリアが11Tの場合、50➗11=4.54…となり、クランク1回転でタイヤが4.45回転することを指します。この数字が大きければ大きいほど、ペダルは重くなりますがスピードは増します。逆にこの数字が少ない場合は、ペダルが軽くなり、坂道を楽に登ることができます。
ちなみに今回はシマノのスプロケットをベースに話しますので、基本スプロケットの重い方のTOPギアは11Tになります。
スプロケ11-28（8速）
Tern Surge購入時にデフォルトで付いてきたスプロケットです。フロントのチェーンリングは53-39のダブルで使用していました。とてもバランスの取れた構成で平地から登りまで万能にこなしてくれます。ただ、ボクの場合体重が80kgあるので、この構成だと登りで10%超えると結構辛いです。
スプロケ11-32（8速）
こちらはフロントシングル50Tに変えて、11-28だと登りが辛かったので購入。乗った感じ1〜3速まで4T差、4〜5速まで3T差と1段変速するだけで、かなり軽くなったり、重くなったりしてハッキリ言って変速が気持ちよくない。
スプロケ11-25（11速）
前回の11-32で1段のギアの差が3〜4Tが微妙だったので、11速化するに伴い、フロントを52-36、リアを11-25のクロスレシオに変更。体重が軽い人ならこのスプロケットがミニベロにはベストだと思う。
その後、フロントシングル46Tに変更し11-25を引き続き使っていました。11速の11-25は16Tがあるため、変速がスムーズで乗っていて気持ちいい。
ただし、フロント46Tリア25Tの場合、坂は辛い。
スプロケ11-40（11速）
引き続きフロントシングルの46Tで、思い切ってスプロケットを40Tにしてみた。確かに登りは楽になったけど全然すすまない。
スプロケ11-30（11速）
平坦も坂道もオールマイティーにこなそうと思うと、やっぱりフロントはシングルよりダブルがいいってことで、フロント52-36、リア11-30に変更。この構成が自分的には一番合っている気がする。
結局オーソドックスなギア構成に落ち着きました。
ただし、激坂を含むライドは辛いので、その時は魔改造でフロントのインナーチェーンリングを36Tから34Tに変更します。シマノ的にはNGですが、なんとか変速はします。ただしスムーズではないです。
