ミニベロTern Surgeに2年乗ってみたインプレとカスタム

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2020年6月でミニベロロードTern Surge2018(ターン サージュ)を購入して丸2年経ちました。

1年前にミニベロTern Surgeを1年乗ってみたインプレとカスタムの記事を書いたので同じようにこの1年のインプレとカスタムについて紹介します。

今回は前回の紹介後の2019年6月〜2020年8月までのカスタム&インプレをしていきます。

各パーツごとにカスタム内容の紹介

タイヤ

タイヤは引き続き昨年同様SCHWALBE デュラノ。ただ今年に入りSCHWALBE デュラノはカタログ落ちしたので、これからはシュワルベワン TUBEタイプ 20×1 1/8 クリンチャー ワイヤービードをメインに使う予定。すでに1セット予備で購入済み。Aliexpressでサイドがタンカラーのものを購入したのだが、SCHWALBEの公式サイトにも載ってないのでホンモノかどうか不安だなぁ。

SCHWALBE デュラノ(昨年から継続)

過去のタイヤに関する記事
2020年ミニベロ451のおすすめタイヤ

ハンドル

中華カーボンがクラックしたため(2度目のクラック)、アルミに変更。そのアルミハンドルは安心のシマノ製で不満はなかったが、すでに購入済みのPrime Primaveraを時間が出来たのでインストールすることに。

Prime Primaveraは中華カーボンに比べるとガッチリして剛性が高いです。またカーボンなだけあって、PRO LTのアルミより振動吸収してくれます。

とくにミニベロはタイヤが小さいので路面の凸凹がタイヤ経の大きいロードやクロスバイクよりも、ダイレクトに伝わるためロングライドをしていると腕がだるくなり、手がしびれる症状が出やすいため、カーボンはそれらの症状を軽減してくれます。

中華カーボン→PRO LTアルミ→Prime Primavera

過去のハンドルに関する記事
Tern Surgeハンドル交換の方法
カーボンエアロハンドルPrime Primaveraを使ってみた

フォーク

過去の記事でアルミフォークと比べそれほど振動吸収に関しては劇的に変わらなかったと言いましたが訂正します。一時期ハンドルをアルミにした時に純正のフォークと比べて振動吸収するのがわかりました。

ただし、振動吸収目的ならハンドルのカーボン化のほうが違いがはっきりわかります。

tern X kitt design368 FULL Carbon /3K matt(継続)

過去のフォークに関する記事
Tern Surge カーボンフォークに交換
Tern Surgeカーボンフォーク1stインプレッション

ステム

平行にあこがれて17°を購入したが前傾姿勢が辛くて今は10°に落ち着いた。

純正→PRO LT 110mm±17°→PRO PLT 110mm±10°

過去のステムに関する記事
Tern Surgeステムを110mm±17°に変更
Tern Surgeステムを110mm±10°に変更

コンポーネント

STI

STIはR7000を継続して使っています。特に不満はないです。上位モデルに比べ変速時のレバーのストローク量は多いみたいなので一度上位機種を使ってみたい。

R7000(継続)

クランク

クランクは昨年から一番変更を重ねているかもしれません。

まずはR7000のアームにチェーンリングはROTORの楕円を付けました。楕円は最初すごく違和感があり、真円にくらべ疲れが出ましたが、慣れてくると快適にペダリング出来ます。

次にクランクアームをR9100に交換。チェーンリングは引き続きROTOR。R9100に変えた理由はただ単に自己満足です。

その後、フロントディレイラーの台座が歪んでしまい、FDの調整が面倒になり、WOLF TOOTH46Tのフロントシングルにしました。

最後に、Zwiftをやりたくて左クランク用の4iiiiのパワーメーターを導入。

R7000(52-36)→R7000(Qring52-36)→R9100(Qring52-36)→R9100(WOLFTOOTH46)→R9100(WOLFTOOTH46)左4iiii

過去のクランクに関する記事
105(R7000)のクランクにROTORの楕円チェーンリングQ-Ringsを取付けてみた
FC-R7000とFC-R9100クランクを比較
Tern Surgeフロントシングル化WOLF TOOH46Tを装着
Tern Surgeにパワーメーター(4iiii)を付けてみる

BB

11速化するタイミングでHOLLOWTECH IIのデュラエースのBBに変更したまま、現在も使っています。交換して8,000km以上走ってますが回転はまだスムーズ。

たぶん、ゴリゴリ感が出る前に飽きて新しいBBに変更する可能性が大!

BB-R9100(継続)

フロントディレラー

クランクの紹介でもお伝えしましたが、フロントシングルにしているので今は使用していません。

R7000→R8000→なし

過去のFDに関する記事
RIDEAのAngle SpacerでチェーンリングとFDの干渉を解消!
FD R7000とFD R8000の比較
フロントディレイラーとクランクが干渉する原因と解決方法

リアディレラー

R7000に中華ビッグプーリーを実装。リアディレイラーに関してはR7000でも現状不満はないです。ただビッグプーリーを試したかったので安い中華製のビッグプーリーを使用しました。

中華ですが、なかなかいい仕事をします。鈍感なボクでもペダリングが軽くなったのが感じられます。

次はちゃんとしたブランドのビッグプーリーを購入する可能性大。それに合わせてリアディレイラーもR8000かR9100に交換するかもしれません。

R7000(純正プーリー)→R7000(中華ビッグプーリー)

過去のRDに関する記事
ミニベロロード105(R7000)に中華ビッグプーリーを付けてみる
ミニベロロードに中華ビッグプーリー!1stインプレッション
ビッグプーリーのチェーン長はプラス2コマがいいのか!?

フロントブレーキ

引き続きR8000を使用。特に不満はないです。

BR-R8000(継続)

過去のフロントブレーキに関する記事
Tern Surge カーボンフォークに交換

リアブレーキ

Surge2018年モデルはロングアーチのブレーキしか使えないためシマノ製で黒だとBR-R451の一択です。

ボクはフロントブレーキをメインで使うのでリアはBR-R451で十分です。

BR-R451(継続)

ブレーキシュー

カーボンホイールに交換してブレーキの効かなさを体感。カーボンブレーキ用のブレーキシューでは一番評判の高いSWISS STOPのFLASH PRO BLACK PRINCEを使用。

ただ雨の日はやはり効かないので、梅雨の時期だけフロントホイールを純正のアルミリムに変えて乗っています。

過去のブレーキシューに関する記事
カーボン用ブレーキシューはSwissstop – Flash Pro Black Princeで決まり!

スプロケット

フロントシングルの46Tに変更した際、どうしても16Tのギアが使いたかったので11-25TのR8000に変更。山に行かない限りこのスプロケットで十分です。

R7000(11-28)→R8000(11-25)

過去のスプロケットに関する記事
スプロケットを11-25Tに変更してみた

チェーン

105グレードのCN-HG601からアルテグラグレードのCN-HG701に変更しましたが、悲しいことに特に違いがわかりませんでした。

これなら価格の安い105グレードで早めの交換で運用したほうがいいかもしれません。

ただ、デュラエースグレードのCN-HG901を予備でストックしているのでそれを使い終わってからどれがベストか決めたいです。

CN-HG601→CN-HG701

サドル

サドルはパワーサドルで大満足です。なんの不満もないです。

もし違うのに変えるとしたら飽きたらでしょうね。

SPECIALIZED POWERサドル(継続)

過去のサドルに関する記事
長距離ライドでもお尻が痛くならないスペシャライズドのパワーサドル

ホイール

ホイール自体の強度や性能に関しては特に不満なくこの1年使うことが出来ました。約8,000km使ってみた中で、スポークの首折れが1回と梅雨時期のメンテナンスを怠ったためベアリングから赤錆がでました。

中華カーボンホイール50mm(継続)

過去のホイールに関する記事
中華カーボンホイールで1,000km走ってみたので再度インプレ
中華カーボンホイールのスポーク折れ

シートポスト

抜群に精度の高いトムソンの軽量アルミシートポストを使用。

前回使っていた中華カーボンより少し重いですが見た目のルックスが最高です!

中華カーボンシートポスト→THOMSON MASTERPIECE

過去のシートポストに関する記事
おすすめの軽量アルミシートポストTHOMSON MASTERPIECE(トムソン・マスターピース)

その他

サイコン

過去のサイコンに関する記事
コスパ最高!Bryton ブライトン Rider420のサイコンをレビュー
bryton ブライトン Rider420のルートナビの使い方

フロントライト

過去のフロントライトに関する記事
キャットアイのアフターサービスの満足度はかなり高い

リアライト

過去のリアライトに関する記事
自動点灯が便利なリアライト!CATEYE RAPID micro AUTO

サイコンマウント

過去のサイコンマウントに関する記事
Brytonが装着できるレックマウントはコレだ!

ペダル

過去のペダルに関する記事
ミニベロにおすすめ!ビンディングペダルPD-EH500

コラムスペーサー

過去のコラムスペーサーに関する記事
Tern Surgeのコラムスペーサーをカーボンに変更

まとめ

2年目もいろいろなカスタマイズをしてきましたが、今日現在ボクのSurgeの構成をまとめました。総額も記載しています。

Tern Surge本体¥87,100
タイヤ前後(デュラノ)¥3,000
チューブ前後(シュワルベ)¥2,000
カーボンハンドル(Prime Primavera)¥13,500
カーボンフォーク¥27,880
ステム(PRO PLT 110mm±10°)¥6,000
R7000グループ(STI、FD、RD)¥18,837
クランクアーム右(R9100)¥15,239
クランクアーム左 パワーメーター(4iiii)¥36158
チェーンリング(WOLF TOOTH)¥12,575
BB(BB-R9100 )¥3,285
中華ビッグプーリー¥5,392
フロントブレーキ(BR-R8000)¥5,211
リアブレーキ(BR-R451)¥4,678
ブレーキシュー(Swiss stop)¥3,394
スプロケット(R8000)¥6,585
チェーン(CN CH-701)¥3,331
サドル(パワーサドル)¥16,200
中華カーボンホイール50mm¥46,886
シートポスト(THOMSON MASTERPIECE)¥13,513
サイコン(Bryton Rider420)¥15,730
フロントライト(キャットアイVolt800)¥7,487
リアライト(CATEYE RAPID micro AUTO)¥3,058
レックマウント¥8,000
ペダル(PD-EH500)¥6,303
コラムスペーサー(カーボン)¥951
キックスタンド¥2,000
合計¥374,293
金額は購入時の金額

最後に重量ですが、上記の装備全部込みで

9.00kg

でした。

キックスタンド、サイコンマウント、ペダル、ライトを抜いた重量は8.00kgです。純正のTern Surgeと比べて2kgの軽量化。タイヤを軽いものに変えれば7kg台に突入ですね。

以上、Tern Surgeに乗って2年目のカスタマイズ遍歴でした!

追記
6年3万キロ乗ったインプレ記事を公開しています。

おまけ

動画で見るボクのTern Surgeカスタム
※2021年2月23日現在

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