ミニベロはロードバイクに比べタイヤの径が小さい分、タイヤ交換の時期が早くなります。
ゴムは経年劣化するので、何キロ走ったら交換といった目安はあまりあてになりませんが、ほぼ毎日走っているのであれば2000km〜3000kmが交換の目安となります。ボクの場合月に500kmほど走るので、4ヶ月から半年に1回交換するスパンになります。
タイヤ交換方法
準備する道具道
右から空気入れ、タイヤレバー。あと必須ではないですがあれば便利なPWT タイヤペンチ TC26です。
フレームからホイルを外す
今回はフロントタイヤの変更をしますので、まずは車体をひっくり返します。
もし、メンテナンス台を持っていれば逆さにする必要なないです。
ホイールを外すためブレーキ開放レバーを上げます。
ブレーキが開放されました。
スポーツタイプのミニベロや5万以上するミニベロはクイックリリースでタイヤが外せるようになっていると思います。
安いミニベロの場合はナット固定や前輪のみクイックリリースの自転車もあります。
↑のようにレバーを持ち上げ、反時計回りに数回転させるとフォークからホイールが外れます。
ホイールを持ち上げるとフォークから外れました。
古いタイヤを外す
バルブのキャップを外します。
手で簡単にキャプは外れます。
キャップが外れました。
バルブ先端の栓を緩めます。
栓が先端まで移動すれば、空気を抜くことができます。
指で押して空気を抜きます。
完全に空気が抜けました。
バルブに付いているナットを外すます。手で回して外せます。
タイヤレバーを使ってタイヤを外していきます。バルブがある位置の2つ隣のスポークからスタートします。
1つスポークを飛ばしてもう1つタイヤレバーを嵌めます。2つ目のタイヤレバーをリムに沿わせてスライドするとタイヤが外れます。
タイヤレバーを1周スライドして前面のタイヤがリムから外れました。
角度を変えて見るとこんな感じ。
裏面は手で簡単に外れます。このようにホイールからタイヤを外すことができました。タイヤを外す際に一緒にチューブも取り外せます。
ホイールにタイヤをはめる
タイヤによっては、はめる向きがあるので確認します。SCHWALBE ONEの場合は写真のように→ROTATION→と進行方向がわかるようになっています。
外すときの逆の手順でタイヤを嵌めていきます。まずは、片面だけリムの内側にタイヤを嵌めます。
片面1周嵌め終わりました。
チューブを嵌めていきます。ホイールのバルブを通す穴を確認し、タイヤの内側に押し込んてできます。
チューブがタイヤの内側にすべて入りました。ここまでは力技は必要なく、スムーズにできます。
リムに嵌ってない面を嵌めていきます。バルブの位置からスタートして両手で外に外に嵌めていきます。
バルブの位置が時計で言う12時だとすると、6時付近のところからは、タイヤやを嵌めるのが固くなります。最後の部分は親指の腹を使って力技で嵌めるか、PWT タイヤペンチ TC26を使うと簡単です。
過去にPWT タイヤペンチ TC26の記事を書いたので、使い方はその記事をみてください。
過去の記事
リムにタイヤが嵌りました。
チューブがはみ出てないかチェックします。はみ出ていたら手で内側にいれてください。
バルブのナットを嵌めます。(空気入れたあとの方が嵌めやすいです。)
ナットが嵌りました。
空気を入れる前にどれだけ空気を入れればいいか確認します。基本的にタイヤの側面に書かれています。SCHWALBE ONEの場合、6から9バールです。
メーター付きのポンプを使いましょう。
指定の空気圧までいれたら、バルブの栓を閉じます。
閉じました。
キャップもつけます。
フレームにホイールを付ける
外した手順とは逆の手順でフレームにホイールを装着します。
ブレーキの開放レバーを戻します。
これでタイヤ交換は以上です。
後輪も前輪と同じ要領で交換でします。
動画で見る
YouTubeにもタイヤ交換方法の動画をアップしました。よろしければ御覧ください。
※このページで説明したタイヤとホイールとは異なります。
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