ミニベロTern SURGEに乗り始めて丸3年。この4年目の夏に苦手な登坂を克服するためリアのスプロケットを11-25から11-30に交換。
前回の記事でお伝えしたように、11-30のスプロケットに交換したのに初心者向けのヒルクライムである金華山に足着き無しで登ることが出来ず、失敗に終わりました。
サドル高を低くしたのも原因ですが、次回のリベンジ時には確実に登れるように今回はフロントのチェーンリングも小さくすることに。
今使っているチェーンリングは52-36のため、これより1段階軽くするには50-34の組み合わせになります。
ただし、デュラエースのアウターチェーンリングが15,000円超えとかなり高額。
本当はアウターとインナーを交換するのがベストなんだけど、価格が高いのとボクの乗っている自転車はミニベロということもあって、正直アウター50では物足りません。
そこで今回はSHIMANO的にNGな52-34のチェーンリングの組み合わせでちゃんと変速するか確かめ、ファーストインプレッションを行います。
チェーンリングを52-34に変更
もともとインナーチェーンリングは36Tのため、このまま34Tに交換しただけではインナートップの状態でかなりチェーンがゆるくなります。
今回はとりあえずお試しで34Tを使うのでチェーンカットはせず、エンドアジャストボルトのみで調整しチェーンのたるみをとっていきます。
その後、トップからローまで問題なく変速するかチェックました。とりあえず、インナーではすべて変速します。
次に、フロントの変速がちゃんと出来るのかチェックします。
問題はインナーからアウターへちゃんとチェーンが持ち上がるかが気になるところです。
実際にやってみると、リアのスプロケットがどの位置でも問題なくフロントも変速することができましたが、ただし以下のデメリットもあります。
- フロントの変速は意識して今までより強めに押す必要がある
- ガイドプーリーとスプロケの間隔が広いので変速が遅い
- インナートップでフロントディレイラーとチェーンが干渉する
チェーンリングの交換、調整の様子はYouTubeにアップしてありますので、気になる方はぜひご覧ください。
実際に週末のロングライドで試してみる
平日の通勤で数週間走りましたが、先程挙げたちょっとしたデメリットはありますが、問題なく運用できてました。
変速に関しては大丈夫だと思ったので、次はインナーチェーンリング34Tで登りは楽になるか確かめるためヒルクライムすることに!
場所は岐阜県にある「織部の里もとす」から「徳山ダム」までのヒルクライムを試すため「織部の里もとす」を出発しましたが、一緒に行った友人が体調不良のため途中で諦め、結局「織部の里もとす」から「うすずみ桜の里・ねお」までの往復となりました。
一応、「うすずみ桜の里・ねお」までは激坂はありませんが、登り基調なので34Tの実力はある程度わかりました。
結果、
確かに36Tに比べ登るのは楽だけど進まない!!!
そんな感想です。
今回約60kmほど走りましたが走っている最中フロントの変速でインナーからアウターに上がらないことが2度ほどありましたが、リアのギアの位置を替えて変速すれば上がってくれるので多少不便でしたが、52-34の組み合わせはボク的にはアリよりのアリだと思います。
その時のライドの様子もYouTubeにアップしてますのでよろしければ見てください。
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